栗田病院採用サイト-精神科急性期治療病棟「サクラ」／はたらくひとに聞きました「サクラ病棟」

はたらくひとに聞きました「サクラ病棟」

看護師長　渡辺さん

サクラ病棟看護師長　渡辺さん

（H24年入社）

急性期病棟サクラの看護副師長を務める渡辺さん
◇渡辺さんのことを教えてください
→平成24年に入職して10年ほどになります。
趣味は、ゴルフですね。

◇いくつぐらいで回るんですか？
→（小声で）70台です・・・

◇エッそれはすごいですね。
→いや(笑)仕事していないと思われる可能性があるので80台ということにしておいてください。

◇わかりました(笑)　看護師になったきっかけを教えてください。
→最初は、5年ほど介護職を経験しました。
もともと人と触れあう仕事が好きで介護職になりましたが、やっているうちに専門性を磨いてキャリアアップをしたいと考えるようになり看護師を志して、専門学校に入り資格を取りました。
看護師としても一度別の病院で働きましたので、有朋会が3社目になります。

◇どんなきっかけで有朋会に入職されたのですか？
→前職は総合病院でしたので、とても忙しい職場でした。休みも取りづらく残業もかなり多い環境でしたので、転職したいな～と思っていたところ、知人から栗田病院の就業環境の話を聞いて応募をしました。

◇実際に入られてみてどうですか
→本当に働きやすいですね。有給も取りやすく、残業もほとんどないです。お世辞抜きにどなたにとっても働きやすい組織だというのは強調しておいてください(笑)

サクラで働く人たち

◇総合病院から精神科に来るにあたって不安などはありませんでしたか？
→すごくありましたね。実習でしか精神科は経験がありませんでした。
なんか怖い場所なんじゃないかとか。暴れている人がいるんじゃないかとか。鉄格子があるような牢屋のような場所なんじゃないかとか(笑)

実際働いてみると全然そんなことはありませんでしたね。ここは日当たりが良くて開放的な雰囲気というのもありますし、イメージより明るくて以外とのんびりしていると思います。

◇この病棟にはどのような方が所属していますか？
→まず、看護師が21名所属しています。この病棟は男性看護師が結構多くて9人は男性です。ほか看護助手が4名、ケースワーカー3名、クラークが3名います。
急性期ということもあり、年代は20代～40代の若手が中心です。

明るくて活気があってまとまりがある良いチームですね。

◇他の病棟との仕事の違いはなんでしょうか？
→急性期病棟ですので、急速に精神的に調子を崩したかたが来ます。具体的に病名を言うと、統合失調症やうつ病の方などです。基本的には3ヶ月以内の退院を目指して治療をする病棟です。

大変なこととやりがいは裏表

◇サクラ病棟ならではの大変なことはなんでしょう？
→もちろんいろいろな方がいらっしゃいますが、急性期なので最初は症状が活発な状態でいらっしゃる患者さんが多いです。興奮していたり、言動がまとまらないとか。そこは大変ですが、ほとんどの方が、治療である程度落ち着かれます。
3ヶ月以内に落ち着かない場合は慢性期病棟に移って治療を続けていただきます。

以前は若い現役世代の方が中心でしたが、高齢化の影響かと思いますが、今は高齢の患者さんがかなり増えてきています。

精神科病棟での治療というのは、特にご家族を含めてのケアが重要かと思っています。
急性期に入院してくる患者様のご家族は、入院したときの一番悪い状況を見て知っています。
もちろん落ち着いてから面会して、退院ということになりますが、退院するときは家族の方もとても不安なんだと感じますね。

退院してからもご家族のかたへの説明やケアがとても重要になりますが、状態が悪かった患者様が、再入院なく日常生活を過ごせるようになったときは、本当にこの仕事のやりがいを感じますね。

退院されても、デイケアや訪問看護など他のサービスの連携利用も含めたトータルケアができるのが栗田病院の強みだと思います。

これから働く人たちへ

◇サクラ病棟で働くと何が身につきますか？
→急性期ならではの洞察力というか危険察知能力というか、患者さんへの状況を察知して判断する力は身についていきますね。

◇未経験の方が入ってくるとどのような研修がありますか？
→今も何人か学生を受け入れていますが、ベテランがマンツーマンで付きますので未経験でもご心配なく大丈夫です。

◇看護助手さんはどのような仕事をしますか？
→一般的な看護助手さんと違い、こちらは排泄介助などはあまりないです。未経験の方でも全然問題ないですよ。

◇ここでのお仕事にはどんな方が向いているでしょうか？
→楽しく仕事ができる人がいいですね。
状態が悪いときの患者さんでも、コミュニケーションを楽しめる人が良いと思います。
むしろそんな時こそ積極的に明るくコミュニケーションを取れるポジティブさが重要だと思いますね。

※インタビューは2022年8月に収録されました。
スタッフ構成など、ご応募時点とは異なる可能性がございます。