栗田病院採用サイト-部署紹介「広報散歩」／第４回　広報散歩　「企業メンタルヘルスサポートシステムズ（CMHS）」　前編

第４回　広報散歩　「企業メンタルヘルスサポートシステムズ（CMHS）」　前編

「広報散歩」では有朋会の様々な部署の様子とそこで働く人を紹介しています。

有朋会の様々な部署の様子とそこで働く人を紹介する「広報散歩」。第４回は「企業メンタルヘルスサポートシステムズ（CMHS）」についてです。

近年、企業におけるうつ病をはじめとするメンタルヘルス不調による休職者は増加傾向にあり、その対策は急務である。
今回は、企業のメンタルヘルス対策をサポートする企業メンタルヘルスサポートシステムズ（以下、CMHS）にお話しを伺いました。

ストレスチェック制度とは？

「ストレスチェック」とは、ストレスに関する質問に労働者が自ら記入し、それを集計・分析することで、自分のストレスがどのような状態にあるのか調べる検査です。平成27年12月より改正労働安全衛生法の施行に伴い、常時雇用する従業員が50名以上の事業所は、年に１回従業員に対してストレスチェックを行うことが義務付けられました。

　ストレスチェック制度は、労働者のストレス状況を把握し、労働者自身のストレスの気付きを促すことでメンタルヘルス不全に陥る前に自分自身をケア（セルフケア）できるようになることを目的としています。同時に、職場においても、職場環境の改善に努めるなど働きやすい職場づくりを進めることも重要です。

　当グループでは、この改正労働安全衛生法の施行に先駆け、平成27年7月に企業メンタルヘルスサポートシステムズ（以下、ＣＭＨＳ）を立ち上げ、ストレスチェックでお困りの企業様・事業場のストレスチェックの実からメンタルヘルス対策の構築・運用をサポートしております。

　ＣＭＨＳが実施するストレスチェックは、厚生労働省の推奨するストレスチェックに完全準拠したサービスとなっています。そして、こころの専門医療機関のノウハウを活かし、ストレスチェック後のフォローサービスも提供できるなどトータルでサポートしています。

ストレスチェックはなぜ実施するの？

　ストレスチェックには、費用や手間が大きくかかります。義務だからと、ただただストレスチェックを実施するだけで終わりにしていませんか？
　ストレスチェックを正しく理解し有効に活用することで、従業員の皆さんはもちろん、企業においても大きなメリットがあります。

　①従業員の安心感につながり、満足度が高まります
　ストレスチェックの一番の目的は、従業員のセルフケアの向上です。従業員一人ひとりが自身のケアを十分にできる体制を整えるということは、仕事を行う上での安心感につながり、それはそのまま従業員満足度の向上にリンクします。従業員が健康で働き続けることで、業務へのモチベーションも上昇し、それは企業全体の生産性向上に結び付きます。

　②職場環境等の改善活動の活性化につながる。
　ストレスチェックの結果を用いて、組織分析を行うことができます。組織分析を行うことで、今まで不透明だった現象を客観的なデータとして認識することが可能となります。データ化ができれば、企業内でもより論理的にディスカッションを行うことができ、課題の抽出やそれに対する対策の立案も可能です。
　組織分析は現在のストレスチェック制度では、努力義務となっていますが、せっかく費用や手間をかけたストレスチェックの結果は最大限に有効活用することをお勧めします。

こころの未来を創造する 栗田病院

第４回 広報散歩 「企業メンタルヘルスサポートシステムズ（CMHS）」 前編

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