栗田病院採用サイト-部署紹介「広報散歩」／第1回　広報散歩　「若年性認知症コーディネーター」　前編

第1回　広報散歩　「若年性認知症コーディネーター」　前編

「広報散歩」では有朋会の様々な部署の様子とそこで働く人を紹介しています。

有朋会の様々な部署の様子とそこで働く人を紹介する「広報散歩」。第1回は「若年性認知症支援コーディネーター」についてです。
今回お話をしてくれたのは、若年性認知症支援コーディネーターとしてさまざまなサービスを提供しているお2人です。

そもそも若年性認知症支援コーディネーターとは何ですか？

　65歳未満で発症する認知症のことを「若年性認知症」と言います。若年性認知症患者は、全国で約3.5万人いると推計されております。（R2.3月現在）
国の認知症施策推進大綱の具体的な施策の一つに「若年性認知症の人への支援」が位置付けられており、都道府県（一部指定都市）ごとに、若年性認知症のご本人様とご家族様等からのワンストップの相談窓口を設置し、若年性認知症支援コーディネーターを配置しています。
これまで茨城県の若年性認知症相談窓口は、筑波大学附属病院に若年性認知症支援コーディネーター1名のみでしたが、今年度から県より委託を受け当院認知症疾患医療センターでも若年性認知症支援コーディネーターを2名配置し、若年性認知症相談窓口を設置しています。

若年性認知症支援コーディネーターの役割や仕事内容について教えてください。

　若年性認知症支援コーディネーターとは、若年性認知症のご本人様やご家族様、支援関係専門職、事業者等からの医療や福祉サービスなど、生活全般にわたる相談対応や支援を行う専門職です。
　仕事内容は主に

①個別相談（ご本人様とご家族様の不安等への対応、就労支援、医療機関との連携、社会参加に関する支援、社会保障の情報提供等）
②若年性認知症自立支援ネットワークの構築（ネットワーク会議の開催、普及啓発、支援者への研修会の開催等）
③社会参加活動のための居場所づくりの推進（本人・家族会の開催、ピアサポート支援等）

を行っています。

後編ではやりがいや大切にしていること、今後の部署の展望などについて伺います。

後編の記事はこちら↓
https://shigotobacolor.com/kuritabyouin/topic_category/23/topic/69#gnav_branch

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第1回 広報散歩 「若年性認知症コーディネーター」 前編

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