栗田病院採用サイト-職員インタビュー「くりた人」／第4回　フォーカス「くりた人」　地域医療連携課　精神保健福祉士　吽野勝　前編

第4回　フォーカス「くりた人」　地域医療連携課　精神保健福祉士　吽野勝　前編

フォーカス「くりた人」は、有朋会で働く職員の想いをお伝えするインタビューです。

有朋会で働く一人ひとりの職員にスポットを当ててインタビューを行う、フォーカス「くりた人」。第4回は地域医療連携課で働く精神保健福祉士の吽野勝さんにフォーカスしました。
担当されている業務や大切にされていること、今の仕事のやりがい等をうかがいました。

地域医療連携課での役割や担当業務について教えてください。

　地域医療連携課での業務は、受診や入院の相談をはじめ、通院患者様の生活や制度の相談、新患診察の予診などを行っています。ご本人・ご家族・施設職員・行政職員等の様々な立場の方から多方面の相談を受けており、それぞれのニーズに応じたサービスの情報提供、必要な機関への受け渡しなども重要な役割の一つです。

　また、栗田病院は医療観察法の指定医療機関となっており、その関連業務にも携わっております。具体的には、精神障害により重大な他害行為（殺人、傷害、放火等）を行ってしまった方の社会復帰に向けて、関係機関との定期的なケア会議の実施、外来受診時の声掛け、クライシスプランの更新等を行っています。

患者様との関わりで心がけていることを教えてください。

　普段の業務の中で意識していることは大きく二つあります。

　一つ目は、患者様一人ひとりにあった適切な相談対応です。相手が何を望んでいるのかを考えながら、相手が理解しやすいように簡潔にお話しするようにしています。言葉のニュアンス、声のトーン、話すスピードなども重要です。

　二つ目は、相手の気持ちに寄り添った声掛けです。患者様の相談の多くは、調子が悪い時や不安が強い時にご連絡をいただきます。まずは、辛い気持ちを表出していただいたことに感謝しつつ、お話を傾聴し、時には適切な言葉を掛けられるように心がけて対応しています。

精神保健福祉士としてのやりがいを教えてください。

　これまでたくさんの部署を経験させていただく中で共通しているのは、患者様やご家族様からいただく感謝の言葉にやりがいを強く感じているということです。
　日々、様々な相談対応をする中で、「どのように対応すれば良かっただろう」、「よりいい案があったのではないか」と、自身の対応、支援に疑問を感じる場面は多くあります。
　悩みながらも支援を続ける中で、患者様やご家族様からのあたたかい感謝の言葉をいただいた際は、励みとなり、自信にも繋がりますね。

　また、似たようなケースの相談を受けた際に、過去の対応を参考にしながら以前よりよい支援や対応ができた時に、自らの成長を感じています。

後編では、精神保健福祉士を目指したきっかけや栗田病院の働きやすさについてうかがいます。

後編の記事はこちら↓↓
https://shigotobacolor.com/kuritabyouin/topic_category/22/topic/92#gnav_branch

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第4回 フォーカス「くりた人」 地域医療連携課 精神保健福祉士 吽野勝 前編

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