第1回 フォーカス「くりた人」 地域医療連携課 精神保健福祉士 池田美友紀 前編
フォーカス「くりた人」は有朋会で働く職員の想いをお伝えするインタビューです。
有朋会で働く1人ひとりの職員にスポットを当ててインタビューを行う、フォーカス「くりた人」。第1回は地域医療連携課で働く精神保健福祉士の池田美友紀さんにフォーカスしました。
担当されている業務や大切にされていること、今の仕事を目指したきっかけ等をうかがいました。
担当されている業務や大切にされていること、今の仕事を目指したきっかけ等をうかがいました。
担当されている業務について教えてください。
私は地域医療連携課の外来部門で精神保健福祉士として勤務しています。入職してから今年で3年目になります。業務内容は新規の患者様の受診調整や外来患者様の相談対応、制度説明等を担当しています。
診察前の予診も担当しており、診察がスムーズに行えるよう簡潔にまとめることを意識して取り組んでいます。また、患者様と主治医のかけ橋となれるよう診察内で主治医に伝えきれない思いや悩み等をお持ちの方には、診察前にお話を伺い主治医に報告をすることもあります。必要時には他科受診調整や関係機関とのカンファレンスの開催等を行っています。
診察前の予診も担当しており、診察がスムーズに行えるよう簡潔にまとめることを意識して取り組んでいます。また、患者様と主治医のかけ橋となれるよう診察内で主治医に伝えきれない思いや悩み等をお持ちの方には、診察前にお話を伺い主治医に報告をすることもあります。必要時には他科受診調整や関係機関とのカンファレンスの開催等を行っています。
患者様と接する上で大切にしていることについて教えてください。
医療従事者として当たり前のことかもしれませんが、1人1人に丁寧にかかわることを意識しています。
地域医療連携課では新規の患者様の予約を担当しており、初めて受診をされる方の窓口になる部署です。精神科の受診に抵抗感を感じながらも電話を掛けて下さる患者様の少なくないと思います。単に予約を取るだけではなく思いを傾聴し、不安感を軽減できるような関わりを心掛けています。
長期で関わっていく患者様もおりますが、制度説明など1度きりの相談で終わることも多くあります。1度きりの相談だからこそ、安心感を持って頂けるよう分かりやすく丁寧な関りを意識しています。また、自分自身の思いを上手く言葉にすることが苦手な患者様にはゆっくりと傾聴し、思いをくみ取り言語化するお手伝いをさせて頂くことも心掛けています。
易怒性が強い方や感情のコントロールが苦手な患者様との関わり方に悩むこともありますが、その行動だけに着目し“易怒性の強い方”と判断するのでなく、ご本人が抱えている不安感や行動の背景、成育歴等に目を向け、その方を少しでも理解できるように時間をかけて関わるようにしています。患者様のすべてを理解することは出来ないと思いますが、理解しようとすることが重要だと思うのでこれからも患者様と向き合う時間を大切にしていきたいと思います。
地域医療連携課では新規の患者様の予約を担当しており、初めて受診をされる方の窓口になる部署です。精神科の受診に抵抗感を感じながらも電話を掛けて下さる患者様の少なくないと思います。単に予約を取るだけではなく思いを傾聴し、不安感を軽減できるような関わりを心掛けています。
長期で関わっていく患者様もおりますが、制度説明など1度きりの相談で終わることも多くあります。1度きりの相談だからこそ、安心感を持って頂けるよう分かりやすく丁寧な関りを意識しています。また、自分自身の思いを上手く言葉にすることが苦手な患者様にはゆっくりと傾聴し、思いをくみ取り言語化するお手伝いをさせて頂くことも心掛けています。
易怒性が強い方や感情のコントロールが苦手な患者様との関わり方に悩むこともありますが、その行動だけに着目し“易怒性の強い方”と判断するのでなく、ご本人が抱えている不安感や行動の背景、成育歴等に目を向け、その方を少しでも理解できるように時間をかけて関わるようにしています。患者様のすべてを理解することは出来ないと思いますが、理解しようとすることが重要だと思うのでこれからも患者様と向き合う時間を大切にしていきたいと思います。
そもそもどうして精神保健福祉士を目指されたのですか?
これといった理由はありませんが、漠然と人の役に立つ仕事をしたいと思っていました。心理学に興味があり、進路を決める際に精神保健福祉士を知りました。
大学の講義で心理学や精神医学を学ぶうちに、精神疾患という疾患をより理解したいと言う気持ちが芽生え精神疾患をお持ちの方々の支援に携わりたいと考えるようになりました。
もともと、小児・思春期の精神疾患の方々を支援する職に就きたいと考えていましたが、大学の教授から「精神分野の支援をするなら、まずは成人の精神疾患の治療を知ることが大切。」と提案を頂き、精神科のケースワーカーを目指すようになりました。
現在の部署では幅広い年齢層の方々の支援をさせていただいており、貴重な経験をさせていただいています。
大学の講義で心理学や精神医学を学ぶうちに、精神疾患という疾患をより理解したいと言う気持ちが芽生え精神疾患をお持ちの方々の支援に携わりたいと考えるようになりました。
もともと、小児・思春期の精神疾患の方々を支援する職に就きたいと考えていましたが、大学の教授から「精神分野の支援をするなら、まずは成人の精神疾患の治療を知ることが大切。」と提案を頂き、精神科のケースワーカーを目指すようになりました。
現在の部署では幅広い年齢層の方々の支援をさせていただいており、貴重な経験をさせていただいています。
後編では地域とのつながりや今後のご自身の展望などについてうかがいます。
後編の記事はこちら↓
https://shigotobacolor.com/kuritabyouin/topic_category/22/topic/67#gnav_branch
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